1949-09-28 第5回国会 衆議院 水産委員会 第29号
それによりまして漁業権を取得して以來、漁民がほんとうに一丸となりまして、増殖に、漁獲防止に、保護に、献身的の努力を今日まで拂つたのでございます。
それによりまして漁業権を取得して以來、漁民がほんとうに一丸となりまして、増殖に、漁獲防止に、保護に、献身的の努力を今日まで拂つたのでございます。
よろしく愼重審議していただいてこの画期的な大法典をつくり上げるためには、数百年、いな数千年以來漁民なるものは搾取されておつたところの事柄を、ここに解放せんとする限りにおいては、かりそめには便宜主義でやつてもらつては困る。いろいろの点から見まして、論者が幾人もおいでになりましたが、漁民という言葉においてまことに不明確な点がある。
鷹巣村は越前沖最大の漁場である玄達瀬に最も近い關係上、徳川時代においては越前における沿岸漁業の根幹をなしてきたところでありましたところでありましたが、發動機船漁業の興隆とともに、漁港施設を有しておらなかつたために、一時沈着いたしまして、出稼漁村に化したのでありましたが、昭和七年以來漁民の熱誠が報いられまして、船溜の完成を見ましたので、漁村の復舊がようやく進み、昔日の面影を示すに至つておるのであります
、漁獲物の共同出荷、会員の貯金、金融等の経済事業と会員の福利増進に関する社会施設、その他漁村鷹巣の発展に資すべき公益事業においても協力一致、円滑に運営せられつつありといい、漁業として本村は越前沖唯一の礁たる玄達瀬に最も近き関係上、徳川時代においては越前における沿岸漁業の根幹をなし來れるところなりしが、発動機船漁業の隆興と共に漁港施設を有せざりしため、一時沈落して、出稼漁村に化したりしが、昭和七年以來漁民